プレママとパパと、先輩ママ・パパに交流してもらう企画
「つぼみザウルス」が、11月3日に蒔田ひろばで行われ、
プレパパ・ママ5組、0歳児ちゃん連れの先輩ママ・パパ5組が
参加してくれました。
今回は初の祝日開催だったこともあり、これからパパの皆さん、
先輩パパ4人の男性がひろばに来所、いつもとは違い新鮮な雰囲気になりました。
前半はベテラン助産師の渡邉先生から妊娠中から産後についてのお話で、
「胎児は1日25時間で生活している」
「ママが不安になったら、パパは話を聞いてあげて」など、
先輩ママの体験談も交えながら、充実した内容で話してくれました。
そして後半は2グループに分かれ、プレママたちからの質問に
先輩ママたちや渡邉先生が答えました。
「退院後すぐはどうやって過ごしていた?」
「ベビーグッズは何を買ったらいい?」
「母乳育児は大変?」
「パパはどんなお世話をしているの?」など、
どんどん疑問が出てきましたが、先輩ママたちのお話は
どれも実際の生活に基づいているので、とても具体的でした。
また、二人目や三人目の出産を控えたママたちの不安には、
「生活のリズムなど上のお子さんを優先させてあげて」
「下のお子さんはお腹の中にいた時から、上のお子さんの存在を
知っているから、待っていてくれる」と、渡邉先生が優しく答えてくれました。
話が尽きず2時間では足りませんでしたが、
皆さんすっきりした表情で帰って行かれました。
11月23日の祝日には六ツ川ひろばでも開催します。
プレパパ・プレママさん、大歓迎です!!
おはなしのポイント
・妊娠後期、夜間も頻尿になるのは、赤ちゃんが膀胱を圧迫するため。
出産後に夜中も授乳で起きる生活の準備でもある。
・胎児は1日25時間で生活している。誕生から3か月かけて24時間に
合わせていく。だから3か月まではなる時間が一定でなかったりして
お世話が大変な時期。
・産後は、軽度のものも含めると3分の2がマタニティブルーに。
ママが不安を訴えたら、パパは不安を聞いてほしい。
・骨盤底筋群が伸びるので、尿もれしやすくなる。膀胱も伸びるので
尿が貯まりやすくなるが、そのままにしておくと子宮の回復が遅くなるので、
こまめにトイレに行くよう心がける。
・「かわいいね」「大好きだよ」といっぱい言ってほしい。
肯定的な言葉がけを意識して。
参加者の感想
妊婦体験ジャケットがとてもよかった。
動きが制限されるし、重いし、大変さがよくわかったので、
これからますます妻のことを思いやれるようになると思う。
ほかのお子さんたちが抱っこされたり、遊んだりしているのを見て、
自分も育児をするのが楽しみになった。(プレパパYさん)
母親の大変さをいつも近くで見て感じている。
妻の負担を減らしたいけど、何をしたらいいかわからなかったので、
ほかのパパたちの話を聞けたのが良かった。妻がほかの方と
交流できたり、いろいろな相談ができる場があるのはありがたい。(先輩パパHさん)