今回の保育士相談は「もうすぐ保育園 親子で迎える新生活」と題し、
井土ヶ谷保育園育児支援担当の三好先生と赤堀先生を講師に迎え、両ひろばで行いました。
六ッ川は2月22日(水)開催で15組の参加、蒔田は27日(月)開催で27組の参加がありました。
保育園での1日の過ごし方を説明してもらいながら、
「保育園では、保護者の方に朝やってもらうことが結構あります。
月曜の朝と金曜の夕方は特に時間がかかることを覚えておいてくださいね」と
話がありました。
「準備するものは2つ、『物』と『心』です。
物は園のしおりに従って、できることから淡々と進めて行きましょう。
1日に何度か着替えをするので、服の名前はわかりやすいところに大きめに
書いてください。靴下も一足ずつ忘れずに」と三好先生。
心の準備は手助けしてくれる人を見つけておくこと。
特に病気などのイレギュラーの時に助けてくれる人を
捕まえておくと安心です。
「4月は親も子どもも疲れています。ママの不安感が子どもにも
移りますから、余裕を持つためにも、休日は家でゆったり過ごすと
いいでしょう」とも話してくれました。
また、赤堀先生は自分も預けて働いてきた経験から
「食事は土日にストックを作りました。
自分なりに一生懸命やったことで、自分の気持ちも満足できました」と
話してくれました。
「病気もたくさんするけれど、めげずに、通ってきてください」と
エールを送ってくれました。
最後に保育士さんといっしょに手遊びしたり、アンパンマンの手袋シアター、
パネルシアター「ひよこちゃんとにわとりさん」を楽しみました。
お子さんが大きな声をあげて楽しそうにする様子を見て、
保育所での遊びの様子もイメージが持てているようでした。
蒔田ひろばQ&A
Q 入所が決まってから、あえて一時保育を利用する人もいるが、
やったほうがいいの?
A 離れる練習をするためには必要ないでしょう。
今の時期はゆったりたっぷりかかわってほしいと思います。
Q 母乳を飲んでいます。やめていったほうがいいの?
A 母乳育児について自分がどう考えているかを確かめましょう。
搾乳して冷凍母乳を預けることもできますし、夜だけ授乳を続
けていくこともできますよ。
Q 母乳のため、哺乳びんでミルクを飲まない。心配です。
A 乳首がだめでもコップやスプーンを使うなど、試行錯誤して
飲める方法を見つけていきますので安心してください。
Q ちょこちょこ飲みをするのですが…
A お子さんも外の顔と家の顔があります。家の外ではもらえないとわかると、
ほしがらなくなりますよ。
Q 2回食の離乳食。朝が忙しいので朝・昼から昼・夜に変えたほうがいい?
A 今のパターンで大丈夫。離乳食の方は、回数よりも保育園で初めて食べる、
ということのないように、食べたことのある食材を増やしてもらえると助かります。
保育園では、献立にある食材は家で1回は食べるよう、お願いしています。
参加者の声
こんなにたくさんのママさんが同じように話を聞きにくるんだと思ったら、
自分だけでなく心配しているんだと共感できてよかったです。(Wさん)
入園に対して漠然とした不安がありましたが、解消することができました。
母である私自身が不安にならないようにすることが大事だと思いました。
ありがとうございました。
保育士さんから実際に話を聞けてすごく参考になった。保育園での子どもの
様子や、家庭での時短のコツなどを教えてもらい、保育園生活をイメージできた。
保育園に入るということが前向きに、そして楽しみにすることができた。(Eさん)