7月26日(金)に横浜市市民防災センター(横浜駅西口から徒歩10分、沢渡り公園内)へスタッフの研修として行ってきました。
大人14名、子ども17名(乳幼児から小学生)、スタッフも子どもを連れての参加です。
この研修は、災害時の行動について学び、実際に体験することで、“いざ”という時に適切な行動で利用者の皆さんを誘導できるスタッフ一人一人になれるよう企画をしました。
過去の災害映像から学ぶこと、3つの体験コースを回ってきました。(スタッフの体験談を記載)
*災害劇場―――2011年東日本大震災までの地震、火災、台風、事故を風、熱を再現
わかっていること、知っていることでしたが、防ぎようのない自然現象に何が出来るかを
見つけて対策をしたいです。
スタッフとしての適切な判断、誘導が大きく関わってくることを実感。
*地震体験―――大正9年の関東大震災の再現、体験では実際より弱められた揺れかたで
(実際の揺れ方の1/3の震度5弱で体験)
ポイント「地震が来たらまずは頭を守ることが大事!! 揺れが確実に止まるまでは油断をしない」
揺れが身体に伝わる衝撃が強くてびっくりした。子どもはダンゴムシのポーズのまま
固まっていた。
初体験でした。思っていたよりも下から突き上げられる感じでしっかりとしゃがんで
つかまっていないと浮いてしまいそうでした。
*けむり体験――けむりを充満させた迷路での避難訓練
低い姿勢を取りながら手をつないで(子どもと)歩くのは大変だった。
実際はもっとニオイもあるだろうし、パニックになるだろうなと思いました。
*暗闇体験―――灯りのない真っ暗な室内からの避難訓練
2度目の体験でした。今度はスムーズに行くことが出来なかった。実際は段差が
あったりすると思いますので、それなりの知恵を働かせる必要性があると感じました。
本来は狭い部屋のはずが、とても大きな空間に感じた。片手で壁を確認したら、
そのまま手を離さずにたどっていく、という抜け出し方を教えてもらった。
上記の疑似体験の他に、様々な展示物を見て体験してきました。
研修終了後、アンケート形式で意見や感想を出し合いました。それを基にスタッフ全員でひろばでの災害時の安全について話し合い共有をし、より安全なひろばについて考えていきます。
** スタッフ防災研修として体験した感想 **
スタッフで一緒に体験できて良かったです。本を読んで頭だけとは違い実体験を通して更にスタッフ間で何をするべきか話し合って行きたいです。
防災センターで普段学べないことを子どもと一緒に体験し学べて良かったです。
子どもが二人になると思っていたより自分の自由が聞かないので、どうしたらよいか日々考えていく必要があると思います。